ドライアイ

 目にとって涙はとても重要です。角膜を潤して酸素と栄養分を与え、外からのホコリを洗い流し、細菌やウイルスの進入を防ぎます。角膜上の涙は10μm前後と薄いのですが、単純に一様ではなく、一番外側は蒸発を防ぐ油の層、中間は厚い水分の層、内側は糖蛋白のムチン層の3層から成り立っています。
 ドライアイの原因として涙の量(水分)の不足だけでなく、量はあるものの涙が角膜上にうまく留まれないタイプ、油分がうまく調整できないタイプなどがあります。
 治療はその原因によりますが、まず水分を補給します。涙に近い人工涙液の点眼剤はいろいろありますが、防腐剤はドライアイを悪化させますのでなるべく入っていないものをお勧めしています。涙がなるべく留まるよう粘稠物質を配合したものもあります。
 当院では行っていませんが、涙が流れ出るのを防ぎなるべく角膜表面に留めさせる方法として、涙点を塞ぐ処置を行っているご施設もあります。


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